ESG投資の先にあるエンゲージメント投資という選択肢

ESG投資の先にあるエンゲージメント投資という選択肢

投資は「買って終わり」じゃない?ESG投資の「その先」について考えてみた

僕たちの運営している「ESG/サステナブル投資の情報ハブ」ですが、皆さん、読んでくれていますか?僕もこのサイトに関わりながら、日々ESG投資の奥深さに驚かされています。サイトのトップにもある「未来への投資、地球への思いやり」って、すごく良い言葉ですよね。最初は、環境に良い会社や社会に貢献している会社の株を買うことが、そのゴールだと思っていました。もちろん、それだけでも素晴らしい一歩なんですけど、最近「いや、もっと先があるぞ」ってことに気づかされたんです。それは、投資した企業に対して、僕たち投資家が積極的に関わっていくっていう考え方。投資はただの「投票」だけじゃなくて、投資した後の「応援」や「対話」も含まれるんだなって。今日は、このサイトで学んだことをきっかけに、僕が個人的にすごくワクワクした「投資のその先」について、少し話してみたいなって思います。

僕が特に「これはすごい!」って衝撃を受けたのが、「エンゲージメント」っていう言葉です。日本語にすると「建設的な対話」みたいな意味合いになるんですけど、これがESG投資の心臓部なんじゃないかとさえ思いました。つまり、投資先の企業に対して「もっとこうすれば環境負荷を減らせますよ」とか「従業員の働きがいを高めるために、こんな制度はどうですか?」みたいに、株主として対話をしていく活動のことなんですね。これって、ただ良い会社を選んで買って、値上がりを待つっていうスタイルとは全然違いますよね。まるで、自分が応援している会社を、もっと良い会社にするために一緒に育てていく、みたいな感覚。最初は「そんなことできるの?」って半信半疑だったんですけど、調べてみたら世界では当たり前のように行われていて、実際に大きな変化を生み出している事例がたくさんあることを知りました。

市場動向と最新トレンド

例えば、有名な事例だと、2021年に「エンジンNo.1」という小さな投資ファンドが、巨大な石油企業であるエクソンモービルに対して、気候変動対策への取り組みが不十分だと訴えて、取締役を送り込むことに成功したケースがあります。これは、多くの機関投資家が賛同したからこそ実現したことで、投資家が束になれば、巨大企業の経営方針さえも変える力があることの証明になりました。これを知った時、なんだか鳥肌が立ちましたね。「僕のお金も、こういう大きな流れの一部になれるのかもしれない」って。もちろん、僕たち個人投資家が直接エクソンモービルの経営陣と話すのは難しいです。でも、僕らが買っている投資信託やETFを運用している会社が、僕らに代わって企業との「エンゲージメント」や、株主総会での「議決権行使」をやってくれているんです。最近は、多くの運用会社がウェブサイトで「スチュワードシップ・レポート」や「議決権行使結果のお知らせ」といった形で活動を報告してくれているので、興味がある方はぜひ一度、自分が持っている投資信託の運用会社のサイトを覗いてみてください。僕も見てみたんですけど、「〇〇社の気候変動関連の議案に賛成しました」とか「△△社の役員選任議案に、多様性の観点から反対しました」とか、かなり具体的に書かれていて、「おお、ちゃんと僕らの想いを届けてくれてるんだな」って実感できました。

この「エンゲージメント」という視点を持つようになってから、僕の投資信託選びの基準も少し変わりました。これまではリターンや信託報酬の低さばかりに目が行きがちでしたけど、これからは「この運用会社は、どんな方針で企業と対話してくれるんだろう?」っていう点も、しっかり見ていきたいなって思うようになりました。だって、その方が断然ワクワクするじゃないですか。自分のお金が、ただ増えるだけじゃなくて、社会をより良い方向に動かすための「一票」や「声」になっている。このサイトが掲げる「未来への投資」って、こういう能動的な関わり方の中にこそ、本当の意味があるのかもしれないですね。僕もまだまだ勉強中の身ですが、皆さんと一緒に、投資を通じて未来を育てる、そんな新しい投資の楽しみ方を見つけていけたら最高だなって思っています。

まとめ

本記事で紹介したポイントを参考に、最適な選択肢を見つけてください。適切な選択と効果的な活用により、大きな価値を得ることができます。今後も最新情報と実践的なノウハウを発信していきます。